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1900年前の剣、死海を見下ろす洞窟で発見される

イスラエル考古局は、この度死海を見下ろす洞窟から約2000年前のものと考えられる剣が発見されたと発表した。

今回発見された剣は長さ約65cm、木製の鞘に収められたままのものもあり、今から1900年前のローマ軍から奪われた後にユダの反乱軍によって洞窟に隠された可能性が高いとされている。

今回の発見は洞窟内にある鍾乳石のひとつに刻まれた碑文を撮影するため、研究チームが非常に高い所にある、ほとんど立ち入ることのできない割れ目に登ったときになされたもの。




「今回の発見は非常にドラマチックでエキサイティングで、歴史のある特定の瞬間を垣間見るものです。現地には巻物の断片やユダヤ人反乱時のコイン、革のサンダル、そして今では鞘に収められた剣までもが、まるでつい先日隠されていたかのような姿で残されていました」とイスラエル考古局(IAA)のエリ・エスクシード局長は述べている。

現在、剣とその持ち主について可能な限り正体に迫るための調査が続けられている。

「私たちはこの洞窟とそこで発見された武器庫の調査を始めたばかりです。一体誰がこの剣を所有していたのか、いつ、どこで、誰が製造したのかを突き止めようとしています」と、ユダ砂漠調査プロジェクトの責任者であるエイタン・クライン博士は語った。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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