オーストラリアで発見された巨大ザメが専門家を困惑させている。
ホーンシャーク(ラテン語で heterodontus marshallae)と名付けられたこのサメは、オーストラリア北西部沿岸の水面下およそ23メートルで発見された。そのサメの口の中には、人間のような歯が何列も並んでおり、これまで地球上で発見されたどのサメとも似ていない。
このサメは今年はじめ、オーストラリア国立魚類コレクション(ANFC)にて分析された。ANFCの魚類学者ヘレン・オニールはこう語っている。
「このサメ目は、トゲなどの形態を含めて絶滅したサメの化石と似ています。しかし、現在では近縁種ではないことがわかっています。」
「異歯類はユニークな体型をしており、目のすぐ上にツノがあります。海底にいることが多く、主に軟体動物や甲殻類などの生物を捕食するのです。口は小さいですが、アゴは頭蓋骨の大きさに比べて巨大で、タカラガイの殻を砕くのに十分な力があります。」
「同じ科の他の6頭が長い時間をかけて発見されていますが、そのいずれからもこのような歯は見つかっていません」
「今回発見されたのは、オスであることが確認されました。サメの標本は、生殖器官が種のよって異なり見分けるのに役立つからため、オスを使用するのが好ましいのです。」
「私の直感では、このようなはっきりした種の標本は、ほとんどが探査の盛んな浅瀬に棲息しているもので、すぐ目にするはずだと思います。私自身が勘違いしている可能性もありますが…」
このサメは人間にとって危険はないと考えられているが、発見された正確な場所に関して一般公表はされていない。
Ilmuwan Australia telah menemukan spesies hiu baru yang menarik, diberi nama hiu tanduk dicat (Heterodontus marshallae). Hiu ini memiliki ciri unik berupa gigi yang menyerupai geraham manusia yang digunakan untuk menghancurkan mangsa seperti moluska dan krustasea. pic.twitter.com/SBxdjWrjUu
— Mongabay Indonesia (@MongabayID) August 13, 2023
(にぅま 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)