散歩をしていたとある家族が、最近になって、人里離れたダートムーア地方をさまよう大型の黒猫を目撃した。大型ネコ科動物の目撃談は、数年前からイギリス全域であとを絶たない。長い間、これらの動物の集団が田園地帯を歩き回っているのではないかと疑われてきたが、英国に棲息しているという決定的な証拠はほとんどない。
目撃例の一部は、1976年に危険野生動物法が導入された後、大型ネコ科動物の飼い主が動物を野生に放った結果ではないか考えられているが、目撃報告は21世紀に入っても続いており、それですべての目撃例が説明できる訳ではない。そして今また、イギリスの田園地帯で大型の黒猫が目撃されたという報告が浮上した。
報道によると、8月27日にジョンと彼の家族は、ファーンワーシ貯水池の近くで散歩を楽しんでいたところ、黒くて大きい不気味なネコ科の動物に遭遇したという。
「ゆっくりと歩き回り、こちらを見て、それからゆっくり歩きだしたんです。犬と子供を連れていたので、パニックにさせたくはかったんです。」
「私たちは、さらに1.5キロほど森の中に戻ることにしたんですが、すると息子が”あれは何?”と言いだしたんです。すると森の中の小道からすぐのところに、半分食べられた鹿の死骸があり、4~6センチほどの骨がごろごろとあったです。」
「車まで戻るには深い森の中を歩かなければならなくて、気が狂うかと思いました。」
イギリスでは最近の研究で、ライオンやピューマそしてオオヤマネコなどの大型ネコ科動物600頭余りが、田園地帯を徘徊しているのではないかとも推測されている。
Big cat seen on Dartmoor and spotter says picture proves it https://t.co/GoQtARmQdk
— Devon Live News (@DevonLiveNews) September 1, 2023
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
Maryse RebaudoによるPixabayからの画像