木曜日、連邦政府当局者の発表によると、米国防総省が未確認飛行物体に関する機密解除された情報を、一般に提供するwebサイトを立ち上げるという。
このwebサイトはAARO(All-domain Anomaly Resolution Office:全領域異常解決オフィス)が公開する公式webサイトとなる。AAROは、2022年7月に設立された国防総省のオフィスであり、アメリカ領空における未確認飛行現象(UAP)報告の分析を任務としている。
All-domain Anomaly Resolution Office (AARO) 公式ウェブサイト
https://www.aaro.mil/
国防総省の発表によれば、「このwebサイトは、UAPに関するすべての公開情報の”ワンストップショップ”として機能する。AAROによって、新しい情報の公開が許可された場合、最新の活動や調査結果を定期的に更新する」という。
サイトは現在、まだ工事中のようであるが秋には立ち上がる予定だという。国防総省は、UAPに関するAAROの活動について「国民に透明化を約束する」と述べた。
この新しいサイトを通じて、一般市民は機密解除されたUAPの写真や映像を閲覧したり、目撃情報が入手可能になり次第その報告を読んだりすることが可能だ。さらに、配備された航空機、気球、衛星の追跡マップも掲載される。運用が開始されれば、”米国政府のプログラムや活動について直接知る元アメリカ政府職員、軍関係者、請負業者”が、未確認航空機に関する報告をAAROに直接提出できるツールも設置される。
AAROは、過去30年間に800件以上のUAP目撃報告を受け取っているが、ショーン・キルパトリック所長が今年はじめに明らかにしたところによれば、「本当に異常であるかもしれない」と判断されたのは、わずか2~5%であった。
元情報機関トップのデイビッド・グラッシュが、「アメリカは地球外生命体の証拠を隠している」と主張して以来、UAPに対する世間の関心は急上昇している。
画像 ウィキペディアより引用
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)