エイリアンが我々人類と記念すべきファースト・コンタクトをとる日のために人工知能を地球に送り込み、我々のロボット工学に馴染ませて地球の文化を模倣している可能性がある、と驚くべき説を唱えている科学者がいる。
ハーバード大学の物理学者アヴィ・ローブ教授は、テレビのインタビューでエイリアンは機械とメッセンジャードローンの「親近感」を欲しており、他の惑星に住むエイリアンからコンタクトを得られるかどうかという点は、コンタクトを望む者が操作する人工知能の進歩にかかっていると主張した。
「将来、我々のAIシステムは地球外のAIシステムを模倣しようとするかもしれない。そしておそらく、エイリアンと同じようなレベルに達すれば、私たちは天の川銀河の知性文明の仲間入りをすることになるだろう」とローブ教授は語っている。
確かに遥か彼方に存在する恒星から地球に向かってやってくるには大変な労力が伴うため、エイリアンも生身の体ではなく代替的な体ーーーロボットやAIを送り込んでいる可能性が高いと考えられている。だとすれば、人類より先に機械の方がエイリアンと出会うことになるのだろうか。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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