イギリスは各地に幽霊の伝説が残る土地であり、城や邸宅等の歴史ある建物には必ず幽霊が住んでいると言われている。イギリス全体では、20%の人が人生で一度は幽霊を見たことがあると答えているそうだ。
そんなイギリスで最も幽霊が「出る」町はどこだろうか。それはなんとバーミンガムだという。イギリス国内で行われた調査によれば、バーミンガムではなんと31%の人が「お化けを見たことがある」と回答したという。例えばバーミンガムに住む43歳の男性クレイグ・カニンガム氏は、10代の頃に寝室で幽霊を見たという。
「はっきり覚えているのは、18歳くらいのときに、バスケットを持った人型の男のような幽霊が部屋を歩いていたことです。そのとき、私はどうしたらいいのかわからなかった」
ちなみにバーミンガムに次いで幽霊が目撃されているのはエジンバラで、25%の人が見たことがあると答えたそう。次いでノッティンガム、リバプール、ニューカッスルの順に続き、逆に一番少ないのはブリストルだった。
昨年、『スター・オンライン』は、「事実上すべての人が幽霊と一緒に暮らしている」という超常現象研究家の主張を報じた。心霊現象調査員のロブ・パイク氏は次のように語っている
「私たちの90%以上の家の中に霊がいます。おそらく、親戚や誰かが一緒に家にいるはずです。彼らが私たちを見守っているかどうか、私たちに自分の存在を知らせたいかどうか、それは彼ら次第です」
40年にわたり幽霊を調査してきたパイク氏は、幽霊と同居しているという事について「恐ろしいと思うかもしれないが、実際はそうではないはずだ」と語る。
「私たちの古い家にはアーサーという年老いた鉱夫が住んでいました。よくタバコの臭いが漂ってきて、それで彼がそこにいることがわかったんだ。まったく問題なかったよ。彼らは亡くなった後も自分たちの生活を続けているんだ。隅っこから飛び出してきて、”ブー!”とか言って驚かすようなことはないんだ」
Ian ProcterによるPixabayからの画像