UFOの目撃証言で非常に多いものが、夜空を移動する発光物体というものだ。
何色もの不思議な色に明滅したり、普通の飛行機にはあり得ない速度や飛び方をしているものはUFOではないかとされる事が多い。しかし、その大半は実際の飛行機の誤認や、火球などの天体現象を誤認したケースが主となっている。
だが、中にはそれでも説明がつかないものも存在しているのだ。
20日にインド北部のウッタル・プラデーシュ州で撮影された動画なのだが、いくつかの火の玉が並んで右から左にゆっくりと空を横切っていく様子が捉えられている。
途中からカメラが飛行物体に寄るのだが、拡大してみると一つ一つが燃焼しているようにも思える。順番に燃えて消えていっているので移動しているように見えるのだろうか。
この動画に映った飛行物体に関しては、花火や流星、軍の照明弾ではないかとする説が出てきている。明確に燃焼している物体と思われるため、何らかの仕掛けによってUFOのように見せているのではないかとされているのだ。
実際にこれらの物体がUFOと間違われたケースも存在しているが、花火の場合は高度を考えると非常に燃焼力の強いものを等間隔に仕掛けていることになるため、再現は難しいのではないかと見られている。
次に流星の場合だが、流星や隕石が分裂しながら地球に落下していく場合はもっと早く空を横切っていくし、発光物体の大きさもまちまちとなるため、この動画のようにゆっくりと等間隔で移動している事の説明が付かない。
また、軍の照明弾の場合は飛行機から投下されるもののため、もっと発光体同士の間隔が広くなるのが普通だ。
果たして、このUFOの正体はなんなのだろうか?今のところ正体不明となっているが、検証を重ねていくと真実が明らかになるのかもしれない。
(ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
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