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イギリスの島で140年ぶりに発見された新種の鎧竜、画期的な発見と称賛

イギリスのワイト島で約1世紀半ぶりに新種の恐竜が発見され、科学者たちは大喜びしている。

この恐竜は、アンキロサウルスが代表的な植物食恐竜である鎧竜の仲間に属しており、化石標本は1990年代に発見されていたものの長い時間を経てようやく新種であることが判明した。

ワイト島では1865年に鎧竜のポラカンサス(Polacanthus foxii)が発見されているが、新種の鎧竜が発見されるのは実に142年ぶり。ある専門家は今回の発見についてワイト島の鎧竜に関する前提を変えるものだとまで語っている。



ロンドンの自然史博物館地球科学部の研究者、スチュアート・ポンド氏は「この標本は、ウェセックス層と白亜紀初期のイングランドにおけるアンキロサウルス類の多様性に光を当てるものであり、重要な標本です」と語っている。

この恐竜はロンドンの自然史博物館に20年間勤務しているポール・バレット教授にちなんで”Vectipelta barretti”と名付けられた。バレット教授は「私が初めて書いた論文も博物館所蔵の鎧恐竜に関するものでしたので、今回のことを光栄に思います」と語っており、この恐竜がポラカンサスに酷似した身体的特徴を持っていたことについては「まったくの偶然」だと述べている。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 https://twitter.com/Everything_Dino