UFO・UMA

スコットランドの超常現象研究者、大胆発言「ネッシー捜索を即刻中止しろ!」

スコットランドの超常現象研究者が、今月末に行われるネス湖の怪物ネッシーの徹底的な捜索について、「うっかりすると “災いの渦 “を解き放ってしまうかもしれない」と懸念を表明して注目を集めている。

この不穏な警告を発したのは、30年にわたり怪奇現象の世界を研究し、執筆してきたベテランの超常現象研究家のロン・ハリデー氏。彼は8月末にネス湖にて大規模で多角的なネッシー調査が行なわれるという発表を受けて、「この捜索が良いアイデアだとは確信できない 」と声明を出している。

彼はこれまで行なわれてきたネッシー調査について「生身の生物を相手にしているという証拠はほとんどない」と断言、更に「ネス湖には我々がネッシーと呼んでいるよりももっと不吉な何かが潜んでいる可能性がある」と警告したのだ。ハリデー氏の見解では、我々がネッシーとして目撃しているものは「ある種の “未知の霊体 “」だという。




その上で、8月末に何百人もの人々が有名なUMAを探すためにネス湖周辺を訪れることになるであろう大規模なイベントは、「邪悪な災いの渦を巻き起こすかもしれない」と懸念を表明し、実際に大規模捜索イベントを中止するよう呼びかけている。

一方でネッシー捜索イベントの主催者は、ハリデー氏の忠告を受けても中止する予定はないようだ。ネス湖センターのポール・ニクソンは、「心霊的な保護の申し出はありがたいことですが、私たちのしっかりとした安全対策が、関係者全員にとって良いものになると確信しています」と語っている。

果たしてネス湖の大規模捜索イベントで何が見つかるのか、期待していきたい。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

Photo credit: Michel Curi on Visualhunt.com