未確認生物の代表的存在である、イギリスはネス湖のネッシー。
有名な写真が模型などを利用したフェイクである事が判明するなどの衝撃報告が相次いだ上に、ここ数年目立った目撃情報もなかったため「ネッシーはすでに死んでいるのではないか」等の意見すら出てくるほど下火になっていた。
しかし、今年に入って急に目撃証言や姿をとらえたとする写真が多数発表されるなど、にわかに活気づいている。
そして今月に入って、またネッシーの姿が目撃され、写真に撮影されるという事態が起きた。
今回撮影に成功した人物は、ネス湖に観光に訪れていた女性。目撃した場所は泊まっていたホテルの自室だったという。その日天気が良かったため、彼女は自室のバルコニーで昼食を食べようと思い、ランチを手にバルコニーに出たところで、湖から何かが顔を出したのを目の当たりにしたのだという。
それはまるで蛇が首をもたげ、伸ばすような姿であったと彼女は語る。やがてその生物は湖に大きな波を立てて動き始めたため、まさしくネス湖のネッシーとして聞いたとおりの姿とみた彼女はすぐさまスマートフォンで撮影を試みた。数枚撮影に成功したが、距離があったためもっとズームしてより鮮明な画像を撮ろうとした所で、謎の生物の頭は水中に姿を消してしまったのだという。
最近撮影されたネッシーの姿はいずれも遠景で小さいものが多かったため、ズームでより近く、鮮明に撮影することができたならばと思うと非常に惜しいものだったといえる。
果たして、この生物はネス湖のネッシーだったのだろうか?
だが、再び目撃証言が出始めた事で喜んでいるのはネス湖の地元の町や観光業界のようだ。現地ではネッシーを見るツアーが盛況であるとして、観光誘致や宣伝に余念がない。今ネス湖に観光に行けば、あなたもネッシーの姿を目の当たりにすることができるかもしれない!?
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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