昨日父と話したら、60年近く前の話を聞きました。
父には弟がおり、小さな時に近所に拝み屋さんと呼ばれる当時80近いお婆さんがおり、兄弟で遊びに行ったりしていたそうです。
弟が小さい頃、拝み屋のお婆さんに、この子は水に命を取られるから気をつけなさい。と言われていたそうです。
月日が流れ、父は高校生の冬の時、学校から帰ってきてしばらくしても、弟が家に帰って来て居なくて、近所の人や沢山の人と探しましたが見つかりませんでした。
弟は当時小5でした。一緒に遊んでいた子に話しても、3時くらいに別れたとの事。次の日、もう一度友達に聞いた所、川で死んでると、友達が話してくれました。
怖くて言えなかったようです。
父の弟は、友達が言っていた場所で凍死していました。
それから3ヶ月くらいして、父は拝み屋さんの家に遊びにいったら、拝み屋さんに相談のある人が集まっていて、その中の1人に向かって拝み屋さんが、「お前は狐がついている!」と怒鳴ると、手を合わせて正座をしていた女性が、正座のまま40センチくらい浮かんで、「ちがう、俺は〇〇だ!」と、父の弟の名前を言ったらしいです。
女性は近所の方では無かったので、弟の事は知らないようでした。
父はショックで後の事はあまり覚えていないそうでしたが、不思議な事は、あるものだと言っていました。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 ソラココさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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