スピリチュアル

「お盆のはなし」

山口敏太郎先生、チーム敏太郎のみなさん、こんばんは。

以前臨死体験を読んでいただいたMMです。お盆を迎えて思い出したことがありますので、メールいたしました。

私が高校生の時のことです。クラスは違いますが、部活動が三年間一緒だった同級生のB子さん。彼女は『日常が霊界』というほどの霊感の強い人でした。

ただし、そんな話をすると、同級生から怖がられたり、気持ち悪がられたり、キャーキャー騒がれるので、あまり話さなかったようです。

私もその日までまったく知りませんでした。

それは9月の部活動の帰り、たまたま二人だけで駅までの約20分を歩いていました。話題は、“夏休みに何をしたか”というようなことで、私は「お盆の送り火と迎え火などは毎年している。幼いときから母についてそれだけは欠かさない。今年も地元のお寺さんへ行ったら、たくさんの人が来ていた」というようなことを言いました。

どの家庭もしていることだと思い込んでいたので。その時に、幽霊とは言わないけれど、魂の存在というようなことは信じているとか話したと思います。

すると、B子さんは、お盆の体験談をしてくれました。




B子さんはお盆の初日に、夜と聞いたと思うのですが、ここはちょっと曖昧な記憶です。昼間のことかもしれません。

暑いので窓を開けて、二階の自分の部屋からベランダを眺めていたそうです。そうすると、数年前に亡くなったB子さんのおばあちゃんが、数名を後ろに連れて、先頭に立って何処からか現れたそうです。

ベランダの外、要するに空中です。

彼女は「おばあちゃん、お帰りなさい。後ろの人たちは誰?」と、聞いたそうです。テレパシーみたいなものだそうです。

おばあちゃんの話では、今年、初めて帰ってくる人たちにこちらの世界への入口を教えてあげて案内してあげているのだということでした。

B子さんは、おばあちゃんたち以外の仏さまの一群もその日は見たそうです。

「おばあちゃん頑張ってね」とか言って、見送ったと言ってました。

「お盆だけでも良いから、仏さまのことを思い出してあげれば、帰りやすいものね」

などと、とても高校生の女の子が話す内容ではないことを二人で話しながら、その日は帰りました。それから部活動の帰りはいつも二人で帰るようになりました。

私たちは、卒業後は交流はなくなりました。私はOLとなり、B子さんは巫女さんになりました。

以上です。長文失礼しました。

(アトラスラジオ・リスナー投稿 MMさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 ばっどばつまる / photoAC