事件

ユタ州のある家族、裏庭で十数匹の死んだ魚を発見して困惑…

アメリカ・ユタ州のある家族が、自宅の裏庭に「空から降ってきた」としか思えない魚の死骸が十数匹散らばっているのを発見し、頭を悩ませているという。

地元メディアの報道によれば、3日木曜日の朝、クラーク・ジョーンズ氏がフルーツ・ハイツのコミュニティーにある自宅の外に出たところ、芝生と物置の上に魚が散らばっていることに気がついたという。

発見された魚の死骸は全部で16匹、前日にこの地域を大きな嵐が襲ったので、魚たちが何らかの要因で巻き上げられて家の敷地に落とされたのではないかと推理していた。

自分の推測が正しいか、ジョーンズ氏は地元テレビ局の天気予報デスクに「漏斗雲か竜巻が起きていたか」を問い合わせた。しかし調査した気象学者のケヴィン・ユーバンク氏によれば、今回の嵐ではそのような揚水現象は起きていないとのこと。また落ちていた魚は鯉かコイだと思われることから、鳥が池で魚を複数丸のみした後、悪天候に遭遇して落としたのではないかという説が今のところ有力だ。




しかしこの事件をより不可解にしている点が複数ある。魚が生息していそうな湖や似たような場所が近くにない上に、魚の死骸が発見されたのはジョーンズ氏の家の庭だけであり、彼の隣人たちは誰も自分の家の敷地内で同様の魚を発見していないからだ。

事実、過去の魚が降ってきた?事例では比較的広範囲で魚が見つかることが多い。そのため、この奇妙な事件が何者かによるいたずらによるものである可能性も出てきているが、ジョーンズ氏はその説には懐疑的だという。

果たして魚たちはどこからやって来たのか、皆さんも考えてみてほしい。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

Marna BuysによるPixabayからの画像