1990年代にベルギーで目撃されたのを皮切りに、世界中で目撃されるようになった「三角形UFO」。
UFOといえば、広がったスカートを持ち底部に球体のあるアダムスキー型、金属製でフリスビーや球に近い形をしている円盤が典型的だが、近年世界各地で急速に目撃例が増えている三角形UFOは、三角形のシルエットで全体が黒く、底部に明るいライトが複数付いているという形状をしている。
戦闘機に近い姿であるが、実際の戦闘機などとは違って飛行時に音を立てないこと、普通の飛行機ではあり得ない急発進、急加速、急旋回を行うなど、典型的なUFOの飛行パターンをとる事が多い。
さて、目撃証言の増えている三角形UFOだが、ベルギーなどで写真が撮影されているもののあまり数は少なく、証言や目撃者のスケッチでその姿を推測するのが普通だ。
そんな三角形UFOの姿が、ロサンゼルス上空で撮影された。
動画には空をゆっくりと横切っていく灰色の物体が捉えられている。かなり遠くを飛行している事と、角度の関係で横に長い灰色の物体が一定速度で動いているように見えるが、拡大すると黒い三角形をしている事が解る。
UFOの底には三角形それぞれの角に小さいライトが一つずつ、中央に大きなライトが一つあるため、このUFOも三角形UFOに共通する外見的特徴を備えているようだ。
さて、ロサンゼルスでは過去に有名なUFO事件が起きている。
1942年、ロサンゼルス上空に謎の飛行物体が複数現れ、米軍の対空放火を受けるも一機も撃墜されることなく消える、という「ロサンゼルスUFO空襲事件」だ。近年ロサンゼルスではUFOの目撃証言が相次いで報告されている。
そのため、海外のUFO研究家の中には「UFO空襲事件が再び起きるのではないか?」とする見方も存在しているようだ。
(文:望月歌寿彦 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
関連動画
Triangle Shaped UFO Recorded Flying Over L.A