UFO目撃多発地帯は世界各地に存在する。オーストラリアでは北部準州のアリス・スプリングスから北へ約300キロ、豪州内陸部特有の赤土の砂漠を貫くスチュワート・ハイウェイ沿いにあるワイクリフ・ウェル(WycliffeWell)が該当する。
この地は「UFO Capital of Australia」と謳っているだけあり、2002年には世界でも第5位のUFO目撃多発地帯だと認定されたとしている。もちろんオーストラリア国内では文句なしの1位だ。
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古くは第2次世界大戦中からUFOの目撃情報が寄せられており、現在でもたびたび目撃証言が寄せられているという。
この場所には「オーストラリアUFOセンター」なるUFO資料館ワイクリフ・ウェル・ホリデー・パークが存在しており、この地で確認されたUFO事例や世界のUFO事件についての展示がなされている。なお、宿泊施設でもあるため、UFO目的で遠くから訪れた人でも大丈夫だ。この資料館のオーナーであるバンダーザルム氏も数えきれないほどこの地でUFOを目撃しており、また「平均週1回は誰かがUFOを目撃している」と語っている。
ワイクリフ・ウェルは国際的にも有名な場所であり、2011年3月18日には著名なUFO研究家などを招いて「ワイクリフ・ウェルUFO会議」が行われる予定だったが、残念ながら当地を襲った洪水のためこの時は中止となってしまったという。
ワイクリフ・ウェルには有名な「デビルズ・マーブル」という奇岩が存在しており、丸い二つの岩が寄り添っていたり、今にも落ちそうな崖の橋ぎりぎりの位置に存在しているなどの光景が多数見られる場所となっている。原住民のアボリジニの言い伝えによれば、雨と恵みをもたらす「虹の竜の卵」であり、この地もまた聖地とされているのだが、この地で大量に目撃されるUFOや宇宙人との関連性があるのではないかとする説を述べる人もいる。
オカルトやUFOが好きな人は、オーストラリア旅行の際には是非立ち寄ってみてはいかがだろうか。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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