元米海軍特殊部隊員でCIAの契約職員であるショーン・ライアン氏は、アリゾナ砂漠上空をホバリングするUFOを、一度だけでなく二度も目撃したと告白して注目を集めている。
米軍内部のUFO内部告発者に定期的にインタビューすることで人気のポッドキャスト番組に出演したショーン・ライアン氏は、自身のこの体験が「神を信じる」ことに繋がったと語る。
その日、彼はアリゾナ州セドナ近郊で早朝ハイキングをしていた。iPhoneで日の出のタイムラプス動画を撮影したところ、予想外のものが写り込んでしまったのである。
「日の出の直前には、太陽が昇る場所を正確に見ることができる。夜のうちにそこに登って日の出を待つことにしたんだ。満天の星や月が次第に消えていく様子も見た。そして、太陽が顔を出そうとしている水平線の向こうを眺めていたら、このUAPが見えた……。『ああ、あれはたぶん飛行機で、私に向かってまっすぐ飛んでいるんだ』 と思った…」
しかし、高高度を移動する飛行物体からは飛行機雲が見える気配もなく、角度を変えようと動き回っても空に静止した明るい点としてしか見ることができなかった。ライアン氏はがっかりしたが、日の出を記録するという当初の計画を続行することにした。だが、それは結果的に良い判断だった。
「太陽が昇ろうとしているときに、戻ってきたんだ。動いているわけでもなく、派手でもなく……ただ、小さな点のように見えた」
世界中の紛争地帯で長年の経験を積んだ退役軍人のライアン氏は、自分が目撃した物体について「それが何なのかはわからない。何を表しているのか、何か意味があるのかどうか……でも、UAPを見たことだけは確かだ」と語っている。
Photo credit: Official U.S. Navy Imagery on VisualHunt.com
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)