UFO・UMA

深海の底に謎の足あとを発見!?足あとを着けた生物の正体とは?





まれに、何者かによってつけられたものかわからない足跡が延々と続いている様子が発見されて話題になることがある。有名なデボンの悪魔の足跡事件や日本でもカッパの足跡ではないかと思われるものが発見されて話題になっていた。

そんな謎の足跡らしきものが、深度約4000メートルもの海底で発見されて話題になっている。

イギリスはサウザンプトンの国立海洋センターが行った深海探査船による調査で発見したものは、海底に続く3500個もの謎の窪みだった。

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Strange Footprints discovered 4 km below the surface of the Ocean





発見されたのは太平洋のメキシコとハワイ間の深海で、足跡らしき窪みの大きさは長さ2.5メートル、深さ13インチもあるもので、現在知られているいかなる動物であってもこのような足跡を作ることはできないとみられている。また、海洋生物の専門家も、既知の深海の動物によって作られるには大きすぎることに同意している。

今回の調査に携わったLeigh Marsh博士によれば「足跡は無作為に分布しているわけではなく、曲線を描いて配置されている」と語っている。果たして、この足跡を着けたものの正体は何なのだろうか。

海外の陰謀論者からは地球上にない機械や技術でつけられたに違いないとして、UFOによる海底探査の可能性を上げているのだが、専門家からはある海洋生物によるものではないかという意見が出てきている。




マーシュ博士は、足跡の主は「アカボウクジラ等の潜水能力が高いクジラ」ではないかと語っている。

アカボウクジラ科はクジラ科としては比較的小型の種類が多く、潜水能力が高く生態に不明な点も多い。過去にもアカボウクジラは深海の火山にも同様の痕跡を残したり、海底を突いた結果電気通信ケーブルに絡まってしまった例もあったという。

「大陸棚など浅い海では、他の種のクジラが餌を取るために海底を掘り返す様子を見せることが知られているが、深海でなぜクジラがこのような痕跡を残すのかはまだ不明である」としており、更なる調査と生態の研究が必要であるとしている。

(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画 ©Strange Things YouTube