ベントラー・フジミノと申します。
一昨年位前でしたでしょうか?布団に入り、ウトウトし始めた頃、例のノイズに包まれるような感覚に襲われました。
「来た、来た・・・金縛りだな・・・」
と、直ぐ様、身体が動かなくなりました。
すると、しばらく・・・掛け布団の上を足の方から胸の辺りまで、何かが這い上がって来るのです。
「やだな~やだな~」
と、思った瞬間、“ポーーンっ!”と、勢いよく、目の前にスッポンのような長い首の付いた顔(頭)が、飛び出しました!(頭は、反動でプルプル揺れていました)
その顔は、浅黒く、シワだらけで、お爺さんみたいでした。そして、ニコニコと楽しそうに笑っていました。
「野郎ーっ、嬉しそうに顔 出しやがって!」
と思い、爺さんを取っ捕まえようと、即座に金縛りを解いて、掛け布団をはね除けたのですが、既に、その姿は ありませんでした・・・
一体、何者だったのでしょう?ウチの先祖だったのか?それとも妖怪の類いだったのか?・・・
今では、思い出す度に笑ってしまう、良い思い出となっております。
(アトラスラジオ・リスナー投稿 ベントラー・フジミノさん ミステリーニュースステーションATLAS編集部)