先月28日から行方不明になっていた沖縄県うるま市に住む女性(20歳)の安否に関して、沖縄県警はシンザト・ケネフ・フランクリン容疑者の身柄を拘束。容疑者の供述どおり、同県恩納村の雑木林から行方不明女性の遺体を発見した。
このシンザト容疑者は元海兵隊であった人物で、現在は米軍嘉手納基地内で、民間企業の社員としてコンピューター業務に携わっている。従って同容疑者は、日米地位協定が定める「軍属」に当たる。
シンザト容疑者は、米国時代にはペンタゴンに勤務していた経歴もあるとされており、現在は日本人の妻と生後2、3か月の子供がいるという。
不可解なのはその行動である。女性を殺害した直後、同容疑者は車に大量の塩をまいており、周囲には「猫を轢いたから」と説明している。通常、米国人にはない塩をまいて清めるという行為に、シンザト容疑者の背後に何らかのカルト的な思想があったのではないかと、指摘する声もあがっている。
また、捜査員が同容疑者に接触して帰った後、大量の睡眠薬を飲み病院に搬送され、回復したあともウイスキーと睡眠薬を飲み再びほし、病院に緊急搬送されている。このあたりからも、一般的な感覚を持つ人物とはいいがたいようだ。
どうも行動に不可解なものを感じるシンザト容疑者であるが、今後の供述が注目される。
和田大輔