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古代人は呪文を刻んだ隕石をお守りにしていた!?





イギリス・ロンドンにて、専門家たちが19世紀に発見された古代の石に刻まれた文章を解読しようとする試みが始まっている。

この石は隕石をベースにしたアクセサリーか何かではないかと考えられていたもので、メソポタミアで多くの発見を探検家リチャード・フランシス・バートン氏によって発見された。彼が1890年に死去した後、遺品や発掘品は競売に出され、博物館や研究者らの元に渡ったとされている。

研究者によれば、120年以上前のものであるが、隕石ではなく地上由来の鉱物であり、アラビア語の書体クフィックが表面に刻まれている事が確認されている。





リッチモンドのキュレーター、マーク・デ・ノヴェリス(Mark De Novellis)氏によると、このオブジェクトはロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で展示されたお守りによく似ており、おそらく当時の人はこの医師が超自然的な性質を持っていると考えられていただろうと語る。

「魔法の言葉が刻まれたものは神秘的なものと考えられていたと思われる。文章を翻訳すると、石に精神的な力を与える性質の文章が出てくるだろうと感じている」

本アトラスでも以前、魔法の言葉が刻まれた小さな巻物等について紹介した。この石も同様のものであると見ていいようだ。

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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