5月18日、twitterのトレンドに「NHK職員」の文字が躍り出た。
これは事件や事故が発生する現場には「NHK職員が必ずいる」ということを話題にした内容で、「NHK職員が現れると事件が起こる」「すべての黒幕はNHK職員」と新たな都市伝説として話題になっている。
インターネットではまとめとして
1983年の日本海中部地震→漁港近くで別の取材をしていたNHK職員が撮影に成功
1993年の北海道南西沖地震→偶然奥尻島青苗地区を取材していたNHK職員が撮影成功
2005年のJR福知山線脱線事故→NHK神戸放送勤務のアナウンサーが乗り合わせる
2014年の御嶽山噴火→8合目付近にいたNHK委託職員のディレクターがいた
2014年の東京駅100周年記念suica暴動事件→現地にいたNNK職員が発見する
そして2016年5月18日の東上線脱線事故では、NHK職員が偶然乗り合わせていた、というのだ。
また、各民法では偶然撮影できた一般人から映像を提供してもらうことが多いが、NHKでは自社の職員が撮影した現場の映像を使うことが多いのも都市伝説化に拍車をかけている。
そのため一部では「事件に遭遇した人はNHK職員の魂が乗り移る」「日本人のDNAにはNHK因子が入っており事件が発生すると覚醒する」とジョーク交じりで言われている。
もっともNHK職員はほかの民法に比べると社員が多く、また報道に限らずNHKの職員は経理や事務、営業まで含まれており日本でも有数な大組織である。現在、この就職難のご時世にも関わらず、契約職員を募集しており秋には再度の定期採用を行う予定だ。
そのため本都市伝説は、ただ単に人数の多いNHK職員がただの偶然に事件に居合わせることがあるだけなのかもしれない。
本「ATLAS」編集部もゆくゆくはNHK職員のように大組織化してスクープをとれるよう頑張りたい所存である!
文:大森エビフライ