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消えたマレーシア航空機…カンボジアのジャングルで遂に発見!?

2014年3月8日にクアラルンプール国際空港を離陸し、行方不明になってしまったマレーシア航空370便は、今でも墜落地点が判明しておらず航空史上最も謎めいた遭難事件の一つとされている。

そんなマレーシア航空370便の行方について様々な情報が最近になって寄せられており、ついに発見かとにわかに活気づいている。




先日、イギリス人のアマチュア技術者イアン・ウィルソン氏は、Google Earthの衛星画像にてカンボジアのジャングルの真ん中に大きな飛行機のようなものが存在しているのを発見、行方不明の飛行機を突き止める突破口を作った可能性があると考えている。

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懐疑的な人たちは、画像の中の飛行機が単純にジャングル上を飛行していた旅客機の機影である可能性を指摘しているが、ウィルソン氏はMH370の残骸に間違いないと断言している。

「Googleのスケールで見てみると、物体の大きさはおよそ69メートルで、飛行機の尾と胴体の間には大きな隙間がある」




この隙間について、彼は墜落時に破損したものではないかと考えている。

マレーシア航空370便には他にも奇妙な点があったことが最近になって判明している。最終報告に不完全なデータログが含まれていることを示唆する証拠が次々出てきているのもその一つだ。

7月末、マレーシア当局は「マレーシア航空370便の消滅の本当の原因を特定することができない」と認める内容の最終報告書を発表した。

専門家グループによる独立した調査では、データの不一致が強調され、不完全であり改ざんされている可能性があることが示唆されている。

グループリーダーのVictor Iannello氏によると、MAS Operations Dispatch Centerと、航空機のアドレス指定および報告システムのプロバイダとの間の通信ログに異常が見つかったという。




緊急に分類され、複数回再送信されたメッセージの一つは、テキストが間違っているか、エントリが不足していることを示唆する内容で、しかも記録された時間が間違っていた可能性が高いという。

「マレーシア航空370便が消滅してから4年以上が経過しているが、マレーシア側に手の加えられていないデータを公開するよう依頼しているが、我々は失望している」とIannello氏は記している。

(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©PIXABAY