以前、ATLASではボクシング連盟前会長の山根明氏と山口県周防大島町で行方不明の少年を救ったスーパーボランティアの尾畠春夫さんのシンクロニシティを紹介したのだが、9月9日に放送されたTBS『サンデー・ジャポン』にて、またも山根会長と尾畑さんの新たなシンクロ二シティが明らかになった。
番組によると、なんと、山根前会長と尾畑さんは生年月日が1939年生まれの10月12日でまったく同じなのだという。これまで「年が同じ」「飴を常に所持している」以外の共通点しか見られなかったふたりだが、この度の生年月日の一致により、少なくとも西洋占星術・四柱推命などの命術(生年月日時を用いた占術)の世界では、ふたりの運命は限りなく近いのではと囁かれ始めたようだ。
さらに、これらの情報を受けて山根前会長と尾畠さんの間でさらなるシンクロ二シティがないかATLAS取材班が調べたところ、彼らの誕生日である10月12日に重大な秘密が隠されていることがわかった。
南アメリカのブラジル共和国では「10月12日」は「子供の日」および「聖母アパレシーダの日」と制定されており、「聖母アパレシーダの日」というのはブラジルで信仰されている聖人であるサンパウロ州のアパレシーダの川で引き上げられた聖母像ことを指している。
実はこの聖母アパレシーダは別名で「褐色の聖母」とも呼ばれている。
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Breve história sobre nossa Senhora da Conceição Aparecida.
1717年、10月12日に引き上げられた聖母像の肌色が濃い褐色だったことから、そう呼ばれているのだが、考えてみれば日本のマスコミから「引き上げられた」山根会長と尾畑さんはお互いに日焼けの影響からか肌が褐色気味であり、ブラジルの「褐色の聖母伝説」ともシンクロしている。
また、偶然ではあるが「子供の日」という点を見ても、山根前会長の実子はボクシング経験がないにも関わらず、オリンピックに於いて金メダリスト・村田諒太選手のセコンドに就きトラブルになった一方、尾畑さんは2歳の子供を救出していることから、このふたりは対極する位置にいると言えよう。
ほぼ同時期(2018年7月末~8月)にマスコミで話題になったことで、時折「光」と「闇」と称される山根前会長と尾畑さん……彼らの運命はブラジル神話レベルの壮大な話だったのかもしれない。
(文:アリナックス城井 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画 ©Marcos Fernandes Lima