8月31日、アメリカ・カリフォルニア州にて2機の飛行機が「不思議な力」に引き寄せられて離陸できなくなり、墜落するという事件が起きた。
事件が発生したのはPorterville Municipal空港。事故を起こしたパイロットらは共に「未知の引っ張ってくる力」を体験していたと証言しているという。
この日、小型航空機のパイロットが空港に着陸を試みようとしたところ、機体に異常が発生。まるで「航空機が引っ張られる」かのような力が働き、飛行機は制御を失って滑走路の終わり付近の空港標識に激突。幸い負傷者は出ず、飛行機と標識もほとんど損傷を受けなかった。
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“UNEXPLAINED FORCE” Pulls Down Planes Causing…
しかし、24時間も経たない翌土曜日9月1日の午後、離陸中のジェット機が転覆し、パイロットの一人が死亡するという事故が発生したのだ。
事故発生は午前9時10分ごろ、空港職員が飛行機が墜落したことを緊急当局に通知、すぐさま空港には緊急車両が駆けつけた。
「その航空機は左の方向に引っ張られ、滑走路と土壌の中に入った」とブライアン・ニックス中尉が証言している。「パイロットが機体を立て直そうと操縦したが、飛行機は最終的に地面と衝突してしまった」
いずれの事故でも、強風などの外的要因が働いたようには見えず、現在国家交通安全委員会とFAAは、これら2件の事故が発生した原因について調査中であるという。
(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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