業界のウワサ

2017年中にあの国民的長寿漫画が連載終了!?体力の限界か

2016年の漫画業界では連載40年、累計巻数200巻を記録した『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の連載が終了するなど、ひとつの節目を迎えた。

続く2017年に於いて、出版社から未だに公式発表はされていないが、20年以上続いている長寿漫画の連載がついに終了するのではないか、と業界筋で噂になっている。

一部の情報ではすでに連載終了は決定済み。作者はすでに高齢となっているため、引退もしくは長期療養の可能性が高く『こち亀』の秋本治氏のように即次回作の執筆とはいかないようである。




作品自体は知名度が高いため毎年単行本が出続けているが、流石に全盛期の勢いや人気は取り戻せず、最近ではファンも思わず心配するほどクオリティの低い作品が目立っている。作者自身はやる気があるものの「これ以上のクオリティの向上は期待できない」と出版社からの肩たたきで業界から去るのではないかと噂されている。

現在、漫画業界は出版不況から、成功するか失敗するかわからない新人作家を入れるよりも、べテラン作家の人気作品をひたすら延命させる保守体制をとっている。そのため連載作品の新旧世代交代が上手く行われずに、とっくに打ち切りになっても尤もな作品が長く続くことで作品自体の質低下を招き、そのため必然的に作家生命まで奪うという悪循環に陥っている。

かつて旺盛を誇った「某作品」も現在の出版不況には勝てなかったということなのだろうか・・・。

(文:パンダ・レッサーパン・ダグラフ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)