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水の流れに逆らって泳ぐ!?まるで蛇のような草木





まずは、こちら映像を見てほしい。

バケツの中に黒い枝のようなものが浮かんでいる。だがそこに水を注ぐと、水の流れに逆らい上方へと移動していくのだ。

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Garuda Sanjeevani is a herb which travels against the direction of water





Aval vel Sanjeevani bel water test

また別のシーンではこの枝を水に流れる水路に投げ入れる様子が映っている。枝はしばしの間水の上に浮かんでいたが、やがて水の流れに逆らって体をくねらせながら泳いでいくのだ。

まるで枝が意思を持って動いているような様子だが、これは果たして何なのだろうか。

実はこれはインドの高地の森林地帯やヒマラヤで採取されるハーブの一つで、現地で「ガルーダハーブ」と呼ばれているもの。貴重な植物で、乾燥させると螺旋状になり枝のように固くなる。綺麗な螺旋を描く独特の形状から、間に水が通ると水の流れに逆らって流れる動きを見せるのだ。




ハーブの薬効を知っているアーユルヴェーダの専門家によれば「これは非常に奇妙で珍しいハーブです。このハーブはどんな致命的なヘビの咬傷にとっても薬効をもたらす優れた薬でもあります」とのこと。

名前のガルーダはインド神話に登場する聖なる鳥の神であり、蛇神であるナーガを退けた伝説がある。このハーブも蛇の毒や噛み傷に効くとされるため、ガルーダの名前が付けられたのかもしれない。

(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)