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UFOの痕跡を検証、実在を立証できるのか?新たな研究プロジェクト発足





先週、UFO研究家として知られるトム・ディロング氏と彼の公益法人To the Stars Academy of Arts and Science (TTSA)がUFOの謎を解明するための研究プロジェクトを開始したと発表した。

彼が提唱するデータ分析は、「未知の高度な航空宇宙飛行体の、信頼性の高い報告書によって得られた材料サンプルの収集と科学的評価」を行うものだという。研究対象は「メタ・マテリアル」と呼ばれる素材で、自然界には存在しない複数の金属から構成されているもの。

このプロジェクトはUFOが見せる異常な空中現象の際に残された物質を分析し、実際に宇宙から謎の飛行物体が飛来してきているのか研究するものとなっている。ディロング氏らによれば、もし発見された金属がUFO等の素材である場合、電磁波をブロックするためのコーティングやレーダー上で不可視になるための素材や肉眼での視認を不可能にするための特殊な塗装や合金処理がなされている可能性があると思われる。




とはいえ、UFOの破片とされるものは現状でも少量のサンプルしか得られていない。また、ロズウェルのUFOの破片など事件の話に尾ひれがついて印象や先入観が研究に影響する可能性も考えられている。

しかし、メタ・マテリアルの研究はUFOの研究において重要なものになると多くの研究者は考えている。果たして地球上にUFOが飛来してきていた証拠は発見出来るのか。多くの研究者がこのプロジェクトを期待しながら見守っている。

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(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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