今年の夏は各地で気温が上昇、猛暑となっている。日本だけでなく世界規模で気温上昇と熱波が記録されており、様々な異常事態が起きていることが報告されている。
そんな猛暑が影響しているのか?イギリスで活動している「ゴーストハンター」こと民間の超常現象調査官は、今年の夏は心霊現象に関する相談や通報の電話の数が急増していると語っている。
イギリス南西部、コーンウォールとデボンに住む人々からの家庭における超常現象の通報が特に増加していると述べるのはプリマス超常現象調査官(PPI)のゲイリー・パーソンズ氏。彼はここ2ヶ月間に寄せられた通報の回数は例年を遥かに越えていると証言。一部の人々からは、自分の家に入ることさえ恐ろしいという通報があったという。
プリマス超常現象調査官は民間の心霊研究チームだが何年も研究活動を続けてきており、また調査時は高度に専門化された機器を使用している。それでもこの通報や相談の増加は説明できないという。
技術的超常現象の専門家、ロバート・ブライアントは、次のように述べる。
「我々の調査では心霊現象を調査するために、熱源を記録するものや通信機器など様々な装置を使用する。これらの機器は原因不明の光や不気味な声など、幽霊の痕跡をたどるように設計されているが、確かに今年は不可解な現象が記録される事も多い」
暑い夏は怪談を語り合うことで涼しくなろうと昔から言われているが、実際に幽霊の目撃回数が増えてしまうというのは珍しい。幽霊と環境には何らかの関係があるのか、彼らは今後も調査を行っていく方針だという。
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(田中尚 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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