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【山口敏太郎のオカルト的社会論その7 】視聴者はそれぞれの己のワールドカップを戦え





ロシアで開催されていたワールドカップが終了した。日本代表は、予選リーグは突破したものの、決勝リーグ初戦で奮戦虚しくベルギーの前に涙を飲む形になった。ベスト8進出は、次回への大きな課題となった。

高額なギャラを払って外国人監督を雇うよりも、今後も日本人監督で良いのではないかと感じた。人望や知略に溢れる西野朗監督を見ていると、日本人選手だけではなく日本人指導者も、既に世界レベルに達しているのではないかと痛感した。

日本中を興奮させたロシアワールドカップだが、この感動を視聴者やサポーターは自分の人生にフィードバックして、充実させてもらいたい。スポーツからもらった感動は、己の仕事や生き方に反映させるべきである。




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大学時代、無類のプロレスマニアであった筆者は新日本プロレスのG1での蝶野正洋の激闘に感動していた。そんなおり、必死にテレビにかじりつく筆者に向かって母親がポツリとこう言った。

「頑張っている他人を応援するのは好きみたいだけど、自分は自分で頑張ろうとしないの?」

母親は何気なく言った一言だったと思うが、学生だった筆者の胸に深く刺さった。あの瞬間、物書きになろうと心に誓った。この時、山口敏太郎は生まれたと言っても過言ない。




人間にはそれぞれの人生や役目がある。 素晴らしいスポーツでもらった感動は己に生かすべきだ。人間はそれぞれのワールドカップを戦っている。国民一人一人が日本代表にもらった感動を勇気に変えれば、日本という国はまだまだ捨てたもんじゃない。

もらった感動を勇気に変えろ!

貴方のワールドカップはこれからだ。

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(山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)

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