1969年からフジテレビを支えてきた「サザエさん」がいよいよ来年50周年を迎える。
アトラスでも報じたが、スポンサーであった東芝の経営悪化により、番組の存続が危ないと噂されたが、どうにか危機を乗り切ったようだ。
今週は7月7日の近い時期だったため、第7777回目の何か記念すべきエピソードが放送されるのではと注目が集まっていたが、ごく普通の内容であったことから視聴者は少々肩透かしを食らったようだった。つまり格別新しい動きは無かったのである。
45周年の際には、ニッポン放送でサザエさんによる「オールナイトニッポンGOLD」がオンエアされ、話題になった。今後50周年に向けて楽しみな企画が発表されることを祈りたい。
「高校生サザエさん」やAmazonによる全アーカイブ公開などに迫る思い切った企画を希望したい。但し、堀川くんのような変人キャラを増やす事や、殺人事件や怪談が出てくるトラウマエピソードは勘弁願いたい。
また、50年も続くと声優も流石に変わるようで、サザエさん役の加藤みどりとタラちゃん役の貴家堂子以外はすでに入れ替わっている。逆に50年同じ役柄を演じ続ける二人の偉業は、もはや仙人レベルだ。すでにお二人は、加藤（サザエさん）は78歳、貴家（タラちゃん）は77歳である。
波平役の故・永井一郎さんの事例もあることから、健康状態が心配されるが、ぜひとも50周年を無事に乗り切って欲しい。
来年の50周年が本当に楽しみである。
（山口敏太郎 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部）
画像『サザエさんと長谷川町子 2018 夏 (週刊朝日増刊)
