6月29日に放送されたTBSの番組『爆報!THEフライデー』にて、1999年度に放送されたスーパー戦隊シリーズ『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の主演メンバーが約20年ぶりに集結した。
『ゴーゴーファイブ』は人命救護をテーマにされた戦隊シリーズで、消防士・警察官・救急救命士などの専門職出身の兄妹が力を合わせて、人間と地球を救うという作品で、現在も根強い人気がある一本だ。
この日放送の『爆報!』では、メンバーの一人である「ゴーイエロー」役で出演していた、現在リハビリ中の柴田賢志さんにスポットが当てられ、右半身麻痺および難病である大腿骨頭壊死症の発症から現在の様子などが放送された。
番組では柴田さんが長年連絡を自ら絶っていた『ゴーゴーファイブ』のメンバーと2000年の番組終了以降、約20年ぶりの再会、そして再集結を誓うシーンで感動的に幕を閉じた。
しかし、一部視聴者の間では柴田さんとは別に、番組に登場していたモザイク処理された謎の『ゴーゴーファイブ』出演者に注目がにわかに集まっていたというのだ。
番組では『ゴーゴーファイブ』出演時の健常だった頃の柴田さんが写った、『ゴーゴーファイブ』のメンバーが全員集結する写真が用意されたが、その際に出演者と思われる一人に何故かモザイクがかかっている奇妙な写真が登場したのである。そのことが「この人物は誰だ!?」とゴーゴーファイブファンの間で騒がれたのだ。
なお、この人物の正体はゴーゴーファイブをサポートするロボット「ミント」の担当声優・相田さやかであったことを翌6月30日、本人のTwitterにて公表した。
相田のツイッターによると、不名誉なことにファンの間では一時は「死亡説」すら流れていたという。
今回、相田の写真がモザイク処理された理由は不明だが、彼女は声のみの出演だったために『爆報!』のスタッフが詳細を把握しきれず放送日までに掲載許可がとれなかったことが原因と考えられる。ただし、当の本人は現在も引退などの事実はなく、現役で活躍中である。
今回の番組中では謎のモザイク処理となってしまったが、サポートロボット「ミント」はゴーゴーファイブのれっきとしたメンバーであり、番組で約束された「ゴーゴーファイブ20周年イベント」には「是非、相田も含めて実現して欲しい」とファンからの声は多い。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)