漫画家・水島新司の代表作『ドカベン』が2018年6月28日発売の週刊少年チャンピオンでついに最終回を迎えた。ドカベンは1972年の連載開始からタイトルを変え、チャンピオン誌上で46年に渡り連載。これまでに発売された単行本は全部で205巻に達し、少年漫画史上に類のない記録を打ち立てている。
さて、実に50年近い連載となったドカベンだが、現在インターネットなどでは以下のような噂が囁かれ始めている。
それは、まさか、まさかのドカベン「継続」という噂である。
実は6月28日発売のチャンピオンのドカベン最終回には欄外に小さくではあるが「長らくのご愛読ありがとうございました!!水島新司先生の次回作にご期待ください!!」と掲載。なんと水島先生は御年79歳という高齢ながら次回作の構想を練っている最中であるという。
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現に水島先生はその画力や量産力は同世代の漫画家と比べてもまったく衰えておらず、今回のドカベンの完結も必ずしも先生の体調不良というわけではないという。それだけに一部では、少しの休憩期間を終えたあと、ドカベン以外の野球漫画、もしくはこれまでの慣例通り『ドカベン○○編』といった、ドカベン新作が連載されるのではないかと噂されているのだ。
また、これは漫画マニアの間では有名な話ではあるが、ドカベンは連載当初は野球ではなく柔道を描いたスポーツ漫画として連載が開始されている(同時期にチャンピオンでは別の野球漫画が連載されていたため野球ストーリーができなかったため)。
それだけに、今後はドカベンの登場人物たちが全く別のスポーツを行ったり、またまた宇宙へ行き宇宙人と野球対決をするような漫画が連載されるのではないかといった荒唐無稽な仮想などもされ、その根強い人気を改めて証明することとなっているようだ。
とにもかくにも、チャンピオンの予告通り、御年79歳の大ベテラン・水島先生の次回作には大きく期待したいところだ。
(文:パンダ・レッサーパン・ダグラフ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)