宇宙探査関連の陰謀論として度々話題になるものが、「月面着陸はなかった」というものだ。主張によって様々だが、技術的に月面着陸はできなかったという説や、月面まで到達したものの「公にできないもの(月面に異星人の基地が存在していたなど)」を目にしてしまい着陸を断念したなどの説が存在している。
先日、中国の民間のオカルト研究家が、探査機から撮影された画像を分析したところ、まだ人類は月に足を踏み入れていないことが証明されたと主張して話題になっている。
3月末に中国の探査衛星嫦娥3号が、ローバーが撮影した月面のパノラマ撮影を中継して見せた。これは今回のミッションで公開される最後のものと言われている。
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Did China fake their own Moon landing?
しかし、中国国内では中国国家宇宙局が画像を編集し、都合の悪いものを隠そうとしているとする陰謀論が出回っていた。中には検証動画も流れており、ネットで公開されたある動画には、宇宙船が撮影した月面の様子が、同じ場所を同一アングルで撮影しているにも関わらず写真が一致していないと主張。さらに画像をよく見ると奇妙なことに、地面が不自然にも異なる色で分けられているように見えるというのだ。
検証者は、月面を撮影した画像にCGで別の画像レイヤを被せて何かを隠したもので、色分けされてしまったのは作成時の不具合によるものだと主張している。例えばテクスチャやレンダリング時の失敗による可能性があるそうだ。
この動画の視聴者らからは、様々な意見が寄せられている。アポロ計画による月面着陸が嘘であったため、嫦娥3号がその事実を隠蔽するために動画をCG加工していたのだという人や、逆に月面に異星人の基地など明らかになってはならないものが存在していたのでCG画像で隠蔽したのだという意見等も存在しているようだ。
(飯山俊樹 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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