アメリカンフットボール業界を根底から揺るがした日本大学と関西学院大学の定期戦で発生した悪質タックル問題。自体は混迷の様相を呈している。日本大学側からの関西学園に対する謝罪とコメントが釈然とせず、国民の大部分が納得をしていない状態だ。
聞きようによっては、学生が自分の意思でやった不始末を、あえて監督が被ったという風に聞こえる。果たして本当に監督の指示はなかったのかどうか、そのあたりがどうも判然としない。
一方で殺人タックルとも言える反則行為で負傷してしまった関西学院の選手の父親が動いた。
被害者の父親である大阪市議の奥野康俊さんが警察に告訴状を出したのだ。つまり、意図的に起こされた傷害事件として警察の介入を求めたのだ。
また明日5月22日に、加害者である日大アメフト選手が記者会見をするという。
どうやら日本大学主催ではなく、加害者である学生と彼を援助する周囲の大人が真実を明らかにするために、記者会見をする予定であるらしい。確かにこのままでは加害者である学生が犯罪者にされてしまう。
たとえ大学を退学になったとしても、もし万が一監督の指示であれば、それを明らかにする必要があるからだ。
これは記者会見から目が離せない。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS)
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