TOKIOのメンバーである山口達也による強制わいせつ事件は、山口のグループ脱退という形で収束するのであろうか。ジャニーズ事務所の代表であるジャニー喜多川社長本人より謝罪文を発表するなど、事態はかなり深刻な状況になっている。
今回の一連のスキャンダル報道において、テレビ局各社のジャニーズ事務所に対する忖度が明確に浮き彫りになった。本来であれば山口は容疑者と表現されるべきである。それが読売新聞を除いては各社「山口達也メンバー」という表記になっていた。
この奇妙な日本語は、かつてSMAPの稲垣吾郎が2001年に渋谷・道玄坂で車に籠城事件を起こした後、逮捕されたときに生み出された言い回しであり、日本語としてはかなり不自然である。「山口達也容疑者」という表現をしないために「山口達也メンバー」、「山口メンバー」という呼称を意図的に使った可能性が高い。
また、所属している会社や事務所を辞める事は通常退職と表現するのが一般的な日本語であるが、これまたネガティブなイメージがあるためか、ジャニーズ事務所に関しては「退所」という不自然な用語が使用されている。これもまたテレビ局のジャニーズ事務所への忖度ではないだろうか。
今後はこのような特別扱いをしない「フェアな報道」を心がけてもらいたいものである。
山口達也の強制わいせつ事件に関して、アトラスではすでにいくつかの記事を報じている。「山口メンバー、余罪も!?」「山口達也の強制わいせつ問題は、安倍内閣の陰謀?」「山口達也の強制わいせつ問題は、2020年東京オリンピックの呪い」「ジャニーズ神話崩壊!管理能力に疑問の声、独立続々」「Rの法則に出ていたジャニーズJr.が退所、山口達也わいせつ事件と関連?」「山口達也の弁護士、矢田弁護士は辣腕!?」「もう御用マスコミとは言わせない?NHKが山口達也の強制わいせつ事件を民放より早く報道」「あのTOKIOの名曲がもう聴けなくなる!?」「ハニートラップにかかった!?」などが、代表的な記事である。
(金山龍二郎ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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