4月より放送されているサントリー社のお茶のCM「伊右衛門」のCMにザ・ドリフターズのメンバーである加藤茶、仲本工事、高木ブーの3人が共演し話題になっている。
本CMは江戸時代のお茶屋を営む本木雅弘と宮沢りえが、訪ねてくる人たちをお茶でもてなすという人気シリーズである。
70年代~80年代の子供たちを笑わせてきたドリフの3人ももはや75歳すぎの後期高齢者。「俺たちいつまでバカできるのかぁ」と弱音を吐く加藤に対して宮沢が「あと100年はやってもらわんと…」と励ます、というドリフ世代ならずとも心打たれる一本だ。
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サントリー緑茶 伊右衛門『こころの茶屋 たらい』篇 30秒 本木雅弘 宮沢りえ 加藤茶 高木ブー 仲本工事 サントリーCM
ところが、ドリフファンの間では、このCMに登場する高木の見た目に驚きの声があがったという。
高木といえばコロコロと太った肥満体のボディが特徴ではあったが、このCMに登場した高木は、ガリガリに痩せこけて肌色も黒く、また声もガラガラになっていて、とてもあの象徴的な高木ブーには見えなかった。
この激変を視聴者も看過することが出来ず、Twitterでは高木の変わり果てた姿に「高木ブーが激ヤセしてる!」「ブーさん、すごい体調悪そう」などと心配の声が相次いでいる。
実は高木は2009年頃から変形性膝関節症という足の病気にかかり、歩行が困難な日々が続いているほか、2012年にば病院へ緊急搬送されたこともあり、その健康状態が心配されていた。高木は1933年生まれの現在85歳。超高齢者世代に差し掛かっていることもあり、ある程度の体重低下は仕方がないが、健康のためにも無理のないよう過ごしてもらいたいところだ。
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また、高木には以下のような都市伝説がある。
時期は不明だが、高木はドリフ・リーダー、いかりや長介の横柄さに納得がいかず、脱退を決意したことがある。その際にいかりやは高木を一生懸慰留したのだが、もしその時に高木がそのまま脱退していれば、高木に変わる新メンバーはサザンオールスターズとしてブレイクする前の桑田佳祐であった可能性が高いといわれている。
いかりやは「音楽もコントもできる若い奴がいる」という噂を聞き、桑田を直接ドリフへとスカウトしたが、音楽バンド活動として成功したかった桑田はいかりやの誘いを固辞したというのだ。
ウソか、マコトか、なんともビックリな話だが、もし高木が抜けた穴を桑田が埋めていたとしたら、日本のお笑い史および音楽史は大きく変わっていたのではないだろうか。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像『ドリフの爆笑! BEST HIT with なかにし礼』