海外の神秘家や陰謀論者の中には、しばしば歴史上の偉人や宗教の聖人が宇宙人であり、地球人を導くために降臨したと考える人もいる。
例えばイギリスを発祥とするスピリチュアル系のグループ・アセリアス・ソサエティーは、創設者のジョージ・キング氏が1958年に北デヴォン州の「聖なる山」ことホールドストーン・ダウン・ヒルにてキリストと実際に対面したと語っていた。
彼は「宇宙船でイギリスに上陸した金星からのエイリアン」と対面したと主張し、イエス・キリストが人を導くために降臨したエイリアンの一人であると語っていた。キング氏は1997年に死亡しているが、1950年代に彼は「惑星間の議会」における「地上の代表者」として任命する声を聞いたと主張していた。
キング氏は自身が出会った人物について以下のように語っている。
「彼は非常に背が高く、長めのローブを着ていて、長い茶色の髪をしていた。その人の周りは光り輝いていた。彼はテレパシーで私に自身がイエスその人であり、金星から来たと認識させた」
彼が亡くなって20年になるが、アセリアス・ソサエティーでは毎年聖地とされているホールドストーン・ダウン・ヒルにて「オペレーション・プライア・パワー」と呼ばれる巡礼の儀式が7月28日土曜日に行われるという。
あくまでスピリチュアル系団体のイベントでしかないが、近年はネットで注目されたこともあって参加者も増えているようだ。
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Alien Gods, Jesus’ Spaceship, & Operation Prayer Power: Welcome to The Aetherius Society
(加藤史規 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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