山の中に安置されていた謎の小人のミイラ「ワイオミング州のペドロ」VOL.1

1932年10月、アメリカのワイオミング州にあるサンペドロ山脈。ここでセシル・メインとフランク・カーという二人の男が、数週間に渡って金の採掘作業を行っていた。

途中で固い岩盤に行き当たったため、彼らはダイナマイトを使い岩盤を破壊することにした。岩盤は破壊され、もうもうと立ちこめる煙が晴れると、壁に穴が開いているのを発見した。




中に入ってみると、高さと幅が1.2m、奥行き4.5mほどの小さな部屋のようになっていた。ふたりは、岩盤は部屋を隠すために置かれたもののように思えたという。

部屋の中には棚のようなものがあり、その上に高さ18cmほどの人型の像のようなものが置かれていた。近寄って見てみると、質感などから像ではなくミイラだということがわかった。だが、その姿は非常に奇妙だった。

飛び出した大きな目と口、頭部は左右に張り出していた。手には爪があり、頭頂部は黒っぽいドロドロとしたゼリー状のものに覆われていた。

その大きさと容姿からして、とても人間のミイラだとは思えなかった。彼らはこのミイラを「ペドロ」と名付け、周囲の人々に見せてみることにした。

記事中の画像がその時に発見されたミイラである。




顔も奇妙だが、手も非常に大きく、人間のミイラと考えるとアンバランスな印象を受ける。周囲の人間は彼らが発見したミイラを本物だとは思わなかった。

見せ物にでも使うつもりで作った出来の悪いねつ造品だと決めつけ、山脈で発見したという彼らの話を信じるものは少なかった。

(※続く)

(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©ウィキペディア『San Pedro Mountains Mummy』より

 

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