先月の3月31日をもって22年に渡るレギュラー放送を終了した『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系列)。
最終回の5時間SPは裏番組の猛勢もあり、10.2%と視聴率は数字こそ振るわなかったが、13年ぶりの極楽とんぼによる「極楽同盟」のプロレスや、約18年ぶりとなった「しりとり侍」など、往年の勢いを感じさせる名コーナーが相次いで復活した。かつて「めちゃイケ」を観て育った20~30代から「懐かしい!」「これがオレたちのめちゃイケだ!」と大絶賛の内容だった。
また、「めちゃイケ」終了から1週間が経過した4月7日にはフジテレビで『ENGEIグランドスラム』が放送。『ENGEIグランドスラム』はナインティナインが司会の番組だったことから、ネットでは早くも『めちゃイケ』を回顧する声が相次いだほかにも、「めちゃイケロス」なる単語が一部の若者の間でトレンドとなったようだ。
確かに「めちゃイケ」は22年という長きの間に渡って、「土曜8時」という激戦区を戦ってきた番組である。30代以下の視聴者は物心ついた時から同番組が既に放送されていたために、今回の最終回を迎えて改めてその虚無感・空虚感を強く感じる視聴者も非常に多かったという。
そのため、いま若者の間では「めちゃイケ」が改めて注目されているらしく、レギュラー放送は無理でもせめて特別番組として年に数回程度は復活して欲しいとの声がフジテレビに寄せられている。
終了から短期間での奇跡の大復活…とまではいかないだろうが、視聴者の強い要望があれば何かの形で再び「めちゃイケ」はもしかして、お茶の間へ意外と早く復活するかもしれない。
(パンダ・レッサーパン・ダグラフ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
画像は©めちゃ×2イケてるッ! – フジテレビ 公式HP より