2017年に大ヒットしたテレビ朝日系列で放送された帯ドラマ『やすらぎ郷』の続編が2019年に『やすらぎの刻(とき)~道』のタイトルで制作されることが発表された。
『やすらぎの刻(とき)~道』は前作『やすらぎ郷』が約半年間の放送だったのに対して、倍の丸1年間の放送となる予定だという。
話のメインは石坂浩二演じる菊村栄の書いたシナリオに出てくる山梨の夫婦の生活を描くものだが、加賀まりこや浅丘ルリ子といった『やすらぎ郷』の出演者も引き続き出演が決定しているという。
さて『やすらぎ郷』といえば、以前ATLASでもご紹介した通りに、最終回間際に続編が決定したのではないかとお伝えしていたが、その予想はズバリ的中した形となった。
『やすらぎ郷』は主要キャストの平均年齢が78歳という「超ベテランキャスト」が勢ぞろいしたドラマであり、途中、レギュラーの野際陽子の急逝はあったが、他の出演者の降板なく半年間の放送を完遂したことは「テレビ史上に残る偉業」と評価する関係者は多かった。
ただし、1年後にこれら前作の出演者が全員が平穏無事でいられるかどうかは誰にもわからない。そこでキャストの健康チェックを兼ねて、今年一年をかけ、次回『やすらぎ』メンバーをテレ朝のいろいろな番組にキャスティングするのではないかといわれている。
現に3月14日に放送された『相棒』の最終回スペシャルでは警察庁次長の石坂浩二のほか、加賀まりこをゲストに迎えていた。そのためネットでは「やすらぎの郷を意識した?」「実質、『やすらぎの郷』じゃん!」と一時的ではあるが話題になっていた。
現在までは加賀まりこが『相棒』に出演したが、春以降の様々なドラマに於いて『やすらぎ』メンバーが続々と登場するのではないかとドラマファンの間で注目を集めている。
(文:アリナックス城井 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)