事件

東京文京区の住宅にて 床下からホルマリン漬け胎児遺体7体を発見 





今月8日、東京都文京区の住宅の床下より女の胎児の遺体が複数発見されるという事件が起きた。

警視庁によると、文京区白山の一軒家を訪れたシロアリ駆除業者が洗面所の床下からガラス瓶を発見。瓶の中はホルマリンとみられる液体で満たされており、妊娠6ヶ月目ほどとみられる女児の遺体がつけられていたという。

家の所有者より通報を受けた警察が捜査を行ったところ、他にも複数の瓶が発見された。床下から発見された瓶は大小16本になり、同じくホルマリンとみられる液体が入った6本からは計7体の遺体が発見された。中にはへその緒が付いている遺体もあったとのこと。いずれも死産や中絶で死亡した胎児であると考えられている。残り3本は空で7本は中身が不明であるという。

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この家は築80年ほどでかつて産婦人科医が住んでおり、3年前から空き家になっていた。最近になって転売が決定し、シロアリ駆除業者は家のリフォーム前の点検に訪れていたという。

本アトラスでも過去に、昨年11月に鹿児島市で廃業した産婦人科医院の解体中に多数のホルマリン漬け胎児の遺体が発見された事例を紹介している。この事件でも廃業から20年近くが経過しており、当時の医師も死亡しているため詳しい経緯は不明となっていた。

今回遺体が発見された東京文京区の家の持ち主であった産婦人科医もすでに死亡しており、事件性はないものとみられている。

(勝木孝幸 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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