海外の妖怪や怪物を上げていくと、狼男はかなり高確率で連想されるモンスターに当たるのではないだろうか。
満月の光を浴びると凶暴な狼や半獣半人に変身してしまう狼男は、近しい人が人間ではなく鳴る、怪物に姿を変えてしまうという身近な恐怖もあって欧米では昔から語り継がれ、今でもよく知られたモンスターである。なお、狼男の伝説は狂犬病にかかってしまった人間の症状から考えだされたのではないかとする説がある。
だが、このたびアメリカからそんな伝説上の狼男を実際に目撃してしまったという報告がされた。
2017年、ノースカロライナ州在住の女性が自分の母親の家に息子を車で送り届けた時のこと。母親の家は森の中に建っており、周囲には木立や茂みが沢山あるのだという。母親の家に到着し、彼女が車を降りようとしたところで、彼女は黄色く光る目が木立の中から覗いた事に気がついた。野犬や狼のようにも見えたが、それにしては背が高いようにも思えたので、あれは何だろう?と考えたそうだ。
様子を伺いながら、彼女は慎重にドアを開けて車の外に出た所、森の中から大きな生物が犬のような吠え声を発しながら飛び出してきた。彼女は慌てて息子の手を引きながら母親の家に駆け込んだという。彼女はすぐに家のドアを閉めたそうだが、その生物はドアを外側から何度か叩いてきたという。彼女が恐る恐る窓から様子を伺うと、そこには白っぽい黄色に光る目を持つ、身長約1.8メートルの「狼男」としか言いようのない外見をした生物が立っていたのだという。
その生物は数分、家の戸口の前にいたが、やがて森の中へと消えていったそうだ。果たして、この生物は何だったのだろうか・・・。
ミシガン州にはドッグマンという犬の頭をした人型の未確認生物が生息しているとされており、近隣のウィスコンシン州などでも目撃されている。ドッグマンは2017年にも目撃証言が報告されているが、この狼男も州を越えてやってきたドッグマンだったのだろうか。
関連動画
The Real Life American Dogman | Sightings & Encounters
(加藤史規 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画 ©Unexplained Mysteries YouTube