アメリカ・カリフォルニアの野生生物当局は、同地で最近目撃されている猿のような生き物について調査していると報告した。
ジェイク・ガーディナーは先週、ラ・クレセンタの丘陵地帯にあるハイキングコースを散策していた際に、何者かの気配や自分に視線が向けられているような気になったという。
そこで彼は自身の携帯電話を取り出し、何か映らないか周囲の映像を録画することにした。後に彼が家に帰って動画を確認した時、彼は木々の上で枝を揺らす大きな猿のような生物がいる事に気づいた。
問題の動画には4本の手足を器用に使って枝の間を動き回る生物の黒い影が映っている。それが枝の影などではない事は、動きに従って周囲の物体が揺れている様子からも解るという。
カリフォルニア魚類野生生物局のスポークスマン、アンドリュー・ハウガン氏は「この生物について、我々はある種の猿である可能性が非常に高いと考えている」と述べている。
「もし問題の動物が猿科の生物であった場合、猿は見かけ以上に力が強いので、遭遇した人が重傷を負ったり、最悪の場合殺されたりする可能性もある。空腹だったりして気が立っていれば、よりその危険性は増すだろう」とのこと。
カリフォルニア州には類似の生物が生息しているという報告はこれまでなされていない。ビッグフットのような獣人型UMAの報告はこれまでにも存在していたが、より生息の可能性が高い生物の情報が寄せられたために当局が調査に動いたようだ。
果たして、この生物の正体は何なのだろうか。ペットが逃げだしたものである可能性が高いが、野生の生物である可能性も捨てきれないとして調査を重ねる予定だという。
(加藤史規 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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