2月8日に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系列)がプチ炎上状態になっている。
この日の企画は「とんねるず大反省会」と題し、番組の放送開始からの30年間にとんねるずから 「ひどい仕打ちを受けてきた」と語る芸人およびスタッフら総勢40人が「被害者の会」を結束してスタジオに集結。とんねるずと白熱の舌戦を繰り広げるという内容だった。
また、一部メディアでは今回の放送には、かつて『みなさんのおかげでした』内の企画から誕生した音楽ユニット「野猿」が出演することが前もって予告されていた。
野猿は、とんねるずの2人と『みなさんのおかげでした』の番組スタッフ11名(変動有り)で結成された音楽グループで、1998年から2001年まで3年間に渡り活動。発売したシングルおよびアルバムは合わせて累計300万枚の売り上げを記録するなど大人気だったことから、解散後にはショックを受けたファンによる後追い自殺がウワサされるなどしていた。
ところが、今回「野猿復活」の告知があったのにも関わらず、出演したのは現在も番組にかかわっている元メンバー6人だけという有様で、さらにこの6人が一言も喋らないという、なんとも肩透かしの内容であった。
そのため、放送終了後「え!野猿喋らないの?嘘でしょ?」「ただ雛壇にいただけじゃないか!」「野猿詐欺だ!」とブーイングの嵐・・・集中砲火とも言える事態になってしまったのだ。
しかし、その一方でこの現象は今も変わらず野猿のファンが多く存在するという証明でもあり、元メンバー達が雛壇であれ出演しているという事実は、今後復活の可能性は十分にあるのではないかと期待の声が高まっている。
『みなさんのおかげでした』は既報のとおり今年3月いっぱいで放送を終了する。番組終了までに何かとっておきの奇跡を見せてくれるのだろうか・・・。
(文:パンダ・レッサーパン・ダグラフ ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)