騒動の発端は、huluオリジナル番組「だい!だい!だいすけおにいさん!!」の2月1日放送回で発表されたある楽曲にあった。この楽曲の歌詞を巡って女性の間で大論争が起きているのだ。
絵本作家・のぶみさんが作詞した「あたし、おかあさんだから」という歌の歌詞が「自己犠牲に酔うな」「おかあさんは、女を捨てないといけないのか」「おかあさんになれない女性は駄目なのか」と議論を巻き起こしている。
確かに、歌詞を吟味してみると疑問に思う部分がある。おかあさんでなかった頃に戻れたら、夜中に遊び、ライブに行って、自分の服を買うが、おかあさんだから我慢するとか、ネイルをやめて、ヒールも履かず、朝5時に起きて子供のために尽くすとか。
あまりにも、自己犠牲を押し付けがましく強調しているのだ。その辺が私頑張ってるアピールが強すぎる。あるいは、お母さんは女性である部分を捨てなければならないのかと様々な批判が噴出しているのだ。
そもそも同番組は、NHKで活躍した。元「うたのおにいさん」の横山だいすけが、歌ったり踊ったり、絵本を読み聞かせたりする番組であり、子供以上に母親世代にも人気があった。
ところがこの歌が流されると、ネットでの大論争が起きてしまったわけだ。同番組は、昨年12月に始まり、2月1日に最終回を迎えているが、このままでは内定していたシーズン2にも悪影響を及ぼす可能性がある。結局、だいすけおにいさんがネットで謝罪する羽目になった。
このような感情的な批判は、番組の中心人物であるだいすけおにいさんを苦しませることになるからやめていただきたいものだ。
なおアトラスでは過去にお母さんといっしょに関する記事を掲載している。「国民的番組お母さんといっしょにゾンビ出現」「子供向けソングが流行ると不況になる」などが主な記事である。
(小山田まゆみ 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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