2018年3月いっぱいで放送が終了するフジテレビ系列の番組『めちゃ×2イケてるッ!』に、近頃ネット上では以下のような恐怖のジンクスが囁かれている。
それは『めちゃイケ』は4年周期で大きな出来事、もしくはトラブルが発生しやすいというのだ。
百聞は一見に然り。以下にそのジンクスを列挙してみよう。
1998年10月 番組の視聴率が好評でレギュラー枠の開始時間が19:53に変更(現在も変わらず)
2002年7月 「2002 FIFAワールドカップ」用の企画である「FM三軒茶屋W杯メインキャスターに挑戦!」がテレビ局の放映権の問題(客席に置いたカメラで試合を無断撮影した)で放送当日に放送中止 苦情が殺到する事態となった
2006年6月 極楽とんぼ山本圭壱が不祥事により芸能活動を休止 撮影済みVTRのほとんどがオクラ入りとなった
2010年7月 ナインティナインの岡村隆史が病気で長期療養(同年11月末に復帰)
2014年3月 フジテレビ開局55周年記念番組の一本に選ばれタモリ・ビートたけし・明石家さんまの「お笑いBIG3」が番組に出演した
2018年3月 『めちゃイケ』のレギュラー放送が終了(予定) 22年の番組の歴史に終止符が打たれる
いかがだろうか・・・。1998年は放送時間の延長、2014年は開局記念番組のひとつに選ばれるなど、いい出来事が起こっていたが、それ以外の2002年、2006年、2010年は出演者の不祥事や事故、放送中止と悪いことが立て続けに発生していたのである。
そこで、最も気になるが今年2018年である。
『めちゃイケ』はこの年の3月にレギュラー放送を終了するが、まだ2ヶ月弱の放送期間があるのだ。当然、この間に番組終了以上の悪いことが発生する可能性は十分にあり、『めちゃイケ』はまだまだ油断を許さない状況にあるといえよう。
ただし、先の読めないハプニング性も『めちゃイケ』の魅力であり、どんなトラブルがあっても切り抜けるのが、めちゃイケ流のバラエティ術。
視聴者としては、どんな予想外のアクシデントが発生するのか楽しみにしたいところだ。
(文:安坂由美彦 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)