フジテレビ系列の人気番組『めちゃ×2イケてるッ!』の放映が来年3月で終了する。1996年の放送開始から丸22年、日本のテレビ史上に残るバラエティ番組がついに最終回を迎える。
『めちゃイケ』終了についてはこれまでATLASでも怪談話を茶化して終了した説、フジテレビ新社長がついにメスを入れた説などが終了の原因ではないかと指摘したが、今回の記事では『めちゃイケ』も該当する長期番組終了のジンクスをひとつ紹介したい。
テレビ番組の世界には長期バラエティ番組が必ず終了する恐怖のジンクスがあるという。
それは「レギュラー出演者を理由もなく足切りすると数年の間に番組自体が終了する」というジンクスだ。
このジンクスは日本テレビ系列でオンエアされていたバラエティ番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(1995~2002年)の放送終了から囁かれていた。
2001年『ウリナリ』は当時のバラエティ番組としては異例の6年目を迎えていた。マンネリを危惧したスタッフは「ウリナリ解散総選挙」というレギュラー交代企画をスタート。視聴者の支持を得られなかった出演者はそのまま番組を去るという血も涙もない企画だった。
その結果、番組初期からの功労者であった千秋および堀部圭亮、よゐこの3組計4人が降板。以降、番組の人気に陰りが見えはじめ「解散総選挙」1年後の2002年に番組そのものが最終回を迎えてしまった。
一方の『めちゃイケ』も『ウリナリ』と同様の轍を踏んでしまったようだ。
2010年に行われた『めちゃイケ新メンバーオーディション』で見事、新レギュラーとなった三中元克はメンバー抜擢から6年間、視聴者からの人気もあまり得られないにもかかわらず、スタッフ・出演者からの悪評が高く、2016年2月27日に行われた視聴者参加型の投票の結果不合格となり、三中はめちゃイケを降板することになった。
奇しくも『ウリナリ』『めちゃイケ』ともに本人の希望とは裏腹にレギュラーメンバーを降板させたことで1年以内で番組そのものが最終回となってしまっている。
なお、『ウリナリ』『めちゃイケ』とも必要ない出演者を番組がクビ切りしたことを、さも視聴者からの投票の結果でメンバーが降板させらたかのように誤魔化したことが、まるで責任を視聴者へなすり付けたように感じさせたのだ。このことが番組終了の一番の理由ではないかとみられていているようだ。
(安坂由美彦 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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