世界一奪回がかかるWBC。野球ファンのみならず、日本中が注目する中、昨日第1戦がスタートした。
結果的に熱戦を日本が制したが、実は危ないシーンがあった。山田哲人のホームラン級の打球を外野席に座っていた少年がグローブを伸ばして、外野席に入る前にキャッチしてしまったのだ。
そのせいだろうか。そのまま放置していたら、外野席に飛び込みホームランになったと思える打球は、ツーベースとジャッジされてしまった。
騒然となる外野席の中で少年はニッコリと笑って記念撮影し、その写真を自分のツィッターに投稿、騒ぎはネットに飛び火した。
数時間後、少年の名前《O君》や自宅が判明、中学生であることも明らかになった。
少年への批判が彼のツィッターに集中し、一時はアカウントを非公開にしたものの、その後はプレッシャーに耐えきれなかったようで現在では削除されている。
少年が自らのツィッターに投稿した写真はネットにバラまかれ「ホームランボールキャッチくん」というアダ名までつけられている。
O少年はキャッチ後、警備員数名に取り囲まれ身柄を拘束、球場から放逐(ほうちく)された。一説には東京ドームには出入り禁止を言い渡されたという。
(すぐれいち恭介 ミステリーニュースステーション・アトラス編集部)
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