読売テレビの「ダウンタウンDX」では数多くの芸能人が自らの心霊体験を語っている。
そこでかつて大阪にある某幽霊ホテルについて話題になったことがある。
そのホテルには身体に矢が刺さった武士の幽霊が出てきて
「話を聞けい」
と宿泊者に話かけるという。
ピーコはもともと臭いや音で幽霊の気配を感じとることが出来ていたが、最近では後頭部で会話する事が可能になったらしい。
そしてピーコがその大阪の幽霊ホテルに泊まったとき、武士の幽霊が出て来てこう言った。
「おまえを何百年も待っていた」
武士の幽霊に共感したピーコは、知り合いの霊能者に相談して昇天させてあげる事にした。後日、霊能者の力によって天にあげる際、武士の幽霊はまた出て来てこう言った。
「もう一人、上げてもらいたい人物がいる」
そう言って一人の美しい女性を連れて来た。ピーコはその女性は、武士の恋人だと直感した。武士と女性が安息の地へと旅立つと、その後、天から花びらが降ってきた。
なんとも、美しい心霊体験ではないか。
また以前、森公美子か宿泊した時もやはり武士の幽霊が出ててきたので、
「これでも!くらえ」
とばかりに塩をぶっかけて撃退してしまったという。
ピーコの対応とはえらい違いである。きっと武士の幽霊はピーコのように話がわかる人間を何百年も待っていたのだろう。
アトラスでは幽霊ホテルに関する記事を過去に掲載している。「エログロ心霊スポット、廃墟ホテルセリーヌ」「19世紀に殺害された人物が出るホテル」「泊ってはいけないホテル、関係者が証言」などである。
(山口敏太郎 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)