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AbemaTV『カイジ』レギュラー番組が決定!賞金「1億円」に見合う演出か?





1月25日、漫画家・福本伸行の人気漫画『カイジ』シリーズをテーマにした視聴者参加型バラエティ『リアルカイジGP(グランプリ)』が、2018年4月よりAbemaTVのAbemaSPECIALチャンネルにて放送されることが発表された。

『リアルカイジGP』は参加者が『カイジ』に出てくるゲームや、また原作漫画には出てこないオリジナル企画などにも挑戦し、最終的に勝ち残った1名が賞金1億円を手にできるという。

『カイジ』といえば、昨年の12月28日にTBSテレビにて『人生逆転バトル カイジ』というスペシャル番組が放送されていたのは記憶に新しい。

『人生逆転バトル カイジ』は実生活に於いて借金を背負った12人による戦いが描かれ、優勝者には賞金200万円が進呈されるという内容だった。

今回のAbemaTVでの『リアルカイジGP』では、TBS版よりはるかに高額な賞金1億円が用意されるということで大きな話題になっているのだが、一部ではこのAbemaTV版の賞金が『カイジ』としてはたして適正金額なのか、ファンの間で賛否が二分されているようだ。

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実は1億円という賞金は原作漫画でも登場しなかった超高額金なのである。そのため熱心なファンからは「原作から逸脱しているのでは?」との疑問にも似たツッコミが相次いでいるという。

事実、漫画に登場するギャンブルの掛け金は100万円から、多くて2000万円ほどのゲームがほとんどで、1億円という額はまずない。またカイジたちギャンブラーは負けたら指や命を失う「ハイリスク・ハイリターン」的な勝負を挑まれることも多い。つまり今回の番組のように、特にリスクもないまま1億円をゲットできるゲームはカイジの世界観ではまず有り得ない設定、というのがカイジファン達の言い分である。

しかしながら、AbemaTVといえば格闘家のボッブサップと一般人が戦うトンデモ企画がされたり、AKB元メンバーのスキャンダル暴露話が飛び出たりと、既存の地上波ではまず実現できない過激演出が特徴のテレビ局であることは間違いない。

言い換えれば、今回の『リアルカイジGP』にでは、さすがに死人こそは出さないだろうが、目に余るようなトラブル映像満載のド派手な番組になる可能性は高く、今からもう既に期待が大きくなるばかりである。

(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画 ©AbemaTV公式 YouTube